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生態調査

アルサ北海道の関連会社「アルサ」(福島県郡山市)が、福島県葛尾村(かつらおむら)で日大工学部に協力して取り組んでいるイノシシの生態調査に関し、今月19日、同村役場で、調査結果の報告会を開きました。

葛尾村は、東京電力福島第一原発事故後、避難指示が出て全村民が村外に出ました。2016年に指示は解除されたものの戻ってくる村民はわずかで、営農の再開など多くの課題があります。ひとけのない村内ではイノシシの行動範囲が広がっており、村の本格的な復興のために効果的な駆除が不可欠となっています。日大工学部は同村と復興に向けて包括連携協定を結んでおり、ドローン事業を実際に手掛けているアルサが日大工学部に協力する形で、昨年11月から同村で、イノシシの生態調査を続けてきています。

こちらのページをご覧になっている皆さんに、とっておきの動画をお見せします。この動画は、今回の生態調査で、ドローンに搭載した熱赤外線カメラにより撮影したもので、イノシシが群れを成して決まったルートを用いて移動している様子がはっきりと分かります。これらの映像を基に、イノシシの生息地域を地図化することができ、そのデータを猟友会に提供し、効率的な駆除に役立てることになります。

エゾシカをはじめ、農業における鳥獣害は北海道でも大きなテーマとなっており、北海道でどう展開していくか、しっかりと考えていきたいと思います。


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