ドローンは仕事になるの?(第2回)
前回、「国や地方自治体の財政が厳しくなってきている」というお話をしました。では、どこでドローンが仕事になるのでしょう。
例えば、深刻化しているのが橋梁やトンネルの老朽化です。皆さんは、古いトンネルで天井や壁のコンクリートがはがれ落ちてきたというニュースを聞いたことがあると思います。2014年、国土交通省は、トンネルや長さ2メートル以上の橋について、5年に一度点検することを義務付けました。全国でトンネルは1万カ所以上、橋は70万カ所あると言われています。
一方、国や地方自治体の財政は厳しくなり、特に地方部では点検費用を出す余裕がなくなっています。橋梁の検査は橋の真下から見た天井部分などを担当者が目で直接確認する必要があり、通常足場が必要で、莫大な費用がかかります。近い将来、地方自治体から「そのようなお金は出せない」という泣き言が聞こえてくるでしょう。
続きは次回!
※よーく見ると虹がかかっています。
